2022年5月に千里セルシー閉館、2023年4月にオトカリテ閉館と千里中央駅の商業施設は、減っていきました。千里中央駅は、不便になるばかりです。このまま千里中央の街が衰退していくのでしょうか。
豊中市は、千里中央駅周辺の再開発について、2032年度の完成を目指すと発表しました。
再開発が進むことは嬉しいですね。
2024年8月29日に千里中央地区活性化基本計画が改定されました。
今回は、再開発の概要を簡単に見ていきましょう。
【全体像】千里中央駅の再開発は、3つのエリア
- 駅東街区(千里阪急とセルシー) → 阪急百貨店新規建設
- 駅西街区(旧オトカリテ) → イオンモール新規建設
- 公園南街区(千里阪急ホテル) → 千里東町公園と連携した交流機能、都心居住機能の導入
駅西街区と駅東街区は、道路上空利用による大街区化される予定です。また、バス乗降場の集約化されます。
①千里中央駅の再開発 駅東街区(旧セルシー・千里阪急)
駅東街区については、阪急百貨店、物販、飲食、サービス、エンターテイメント機能を有する大規模施設が建設されます。
百貨店の千里阪急と、大型商業施設「セルシー」を一体化して開発し、延べ床面積10万平方メートル級の大型商業施設が新設されます。
千里中央駅、大型商業施設、広場の間には誰でも行き来しやすいようバリアフリーに対応した通路を設けます。
駅東街区における再整備内容[千里阪急+セルシー敷地]
大街区化(新千里東町第4号線の改廃の検討)により商業施設を整備する。
主用途は百貨店、物販、飲食、サービス、エンターテイメント施設、規模は延床面積10万㎡級を想定。
公共的な歩行者動線、バスターミナル、賑わい広場等を確保する。
地区内の自動車交通の円滑化・適正化に資する駐車場の整備を行う。
②千里中央駅の再開発 駅西街区(旧オトカリテ)
駅西街区については、新しくイオンモールが建設されます。すでに、先行開発区域として、「イオンSENRITO専門館」が開業されています。そことは、別に新しくイオンモールが建設されます。
さらに、商業・業務・宿泊・高度医療など多様な機能の導入がおこなわれます。
駅西街区における再整備内容[旧オトカリテ敷地]
道路上空を活用した高度利用により、商業施設を中心として、高次都市機能など多様な機能の導
入・連携を図る。
主用途は商業、業務、宿泊、高度医療等。
公共的な歩行者動線、バスターミナル、防災空間、広場空間等を確保する。
③千里中央駅の再開発 公園南街区(千里阪急ホテル)
千里阪急ホテルは26年3月に閉館予定。阪急阪神不動産が所有する千里阪急ホテル敷地を整備する。
大規模商業施設および隣接する千里東町公園と連携した賑わい・交流機能の導入を検討する。
公園南街区における再整備内容[千里阪急ホテル敷地]
隣接する千里東町公園と連携した交流機能、都心居住機能の導入を検討する。
千里中央地区活性化基本計画の実現に向けた取組み
千里中央地区活性化基本計画の実現に向けた取組み 豊中市 (city.toyonaka.osaka.jp)
以上、『千里中央駅の再開発はいつ?2032年に完成予定はほんと!?』について、紹介いたしました。
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